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リピトール副作用(リピトール錠 )

リピトールによる想定される症状の詳細はこちらをご参照下さい。

リピトールとは(リピトール錠とは)

リピトール(リピトール錠)とは、血液中のコレステロールを低下させる薬です。

リピトール(Lipitor)の主成分は、アトルバスタチンカルシウム水和物(Atorvastatin calcium hydrate)で、スタチン系のコレステロール低下薬です。作用機序からは、「HMG-CoA還元酵素阻害薬」と呼ばれています。この系列の薬の特徴は、コレステロール低下作用が強くて、効果も確実であると言うことです。

アトルバスタチンカルシウム水和物は、肝臓でのLDLコレステロールの合成を阻害することで、血液中のLDLコレステロール量を低下させます。
ストロングスタチンと呼ばれ、LDLコレステロールだけではなく、中性脂肪(トリグリセライド)も減少させます。さらに、善玉のHDLコレステロール値を上昇させる作用もあります。

適応症は、以下の通りです。

・高コレステロール血症(高脂血症)
・家族性高コレステロール血症

リピトール錠には、以下の種類があります。

・リピトール錠5mg
・リピトール錠10mg

リピトールは、アステラス製薬株式会社が製造・販売しています。

リピトールのジェネリック医薬品は、現時点ではありません。但し、海外では、以下のものがある様です。

・リプバス(Lipvas)
・アトルリップ(Atorlip)

コレステロールの生合成は、夜間に亢進するため、夕食後の服用が効果的と言われていますが、薬効が長いため、それほど気にする必要は、ないと思われます。


リピトール副作用(リピトール錠)

リピトールのさらに詳細な想定症状につきましてはこちらをご参照下さい。

リピトールの主な副作用には、腹痛、吐き気、下痢、倦怠感などがあります。

重大な副作用には、以下のものが報告されております。

・横紋筋融解症(手足のしびれ、けいれん、
 手足に力が入らない、筋肉痛、歩行困難、赤褐色の尿)
・ミオパシー(筋肉痛、脱力感、筋肉圧痛等)
・劇症肝炎、肝炎、肝機能障害、黄疸
・過敏症(血管神経性浮腫、アナフィラキシー反応、
 蕁麻疹(じんましん)、全身発赤、顔や喉の腫れ、
 息苦しい(ゼーゼー))
・無顆粒球症、汎血球減少症、血小板減少症
・皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症、多形紅斑
・高血糖、糖尿病(のどの渇き、頻尿、全身倦怠感等)
・間質性肺炎(発熱、咳、呼吸困難等、から咳、息苦しさ、
 少し動くと息切れ)
・肝臓の重い症状(だるい、食欲不振、吐き気、発熱、
 発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が褐色)
・重い血液成分の異常(発熱、喉の痛み、だるい、
 皮下出血(血豆・青あざ)や歯肉出血など出血傾向)
・重い皮膚症状(高熱、ひどい発疹・発赤、
 唇や口内のただれ、のどが痛い、水ぶくれ、
 皮がむける、強い痛み、目の充血)

上記の様な症状が見られた場合、速やかに医師へ連絡してください。

これ以外の副作用には、下記のものがあります。

・かゆみ、発疹、皮疹、発赤、皮膚乾燥、皮膚亀裂
・脱毛症、光線過敏
・貧血
・肝機能異常(AST(GOT)、ALT(GPT)等の肝機能値が上昇)
・アミラーゼ上昇、下痢、軟便、吐き気、胸やけ、便秘
・胃不快感、心窩部痛、腹部膨満感、食欲不振、消化不良
・嘔吐、胃炎、口内炎、腹痛、口やのどの渇き
・舌のしびれ、口のしびれ、膵炎、胆汁うっ滞性黄疸
・舌痛、舌炎、口唇炎、咽頭不快感
・咳
・筋肉痛、背部痛、頸・肩のこり、こわばり感、痙攣
・無力症、関節痛、胸痛、筋炎、腱炎、腱痛
・異常感覚、末梢神経障害、耳鳴、かすみ目
・めまい、不眠(症)、四肢しびれ(感)、眠気
・勃起障害、健忘症
・女性化乳房
・低血糖症
・腎機能異常
・頭痛、全身倦怠感、浮腫(顔面・四肢等)、脳梗塞
・肺炎、帯状疱疹、動悸、味覚異常、着色尿、熱感、頻脈
・頻尿、排尿困難
・指のしびれ感
・多飲・多尿、疲れやすい

筋肉が障害を受ける「横紋筋融解症」には注意が必要です。特に腎臓が悪い方や高齢の方に多く、また、フィブラート系の高脂血症薬との飲み合わせで起こりやすくなると言われています。もし、足のふくらはぎ等の筋肉痛が発生した場合には、速やかに医師と相談してください。

さらに詳細な想定症状につきましてはこちらをご参照下さい。

注意事項

持病、アレルギーのある方や服用中の薬のある方は、医師に伝えてください。
また、妊娠中の方、妊娠の可能性のある方も、医師に伝えてください。

以下の方は、基本的には、禁忌です。

・本剤に対してアレルギーのある方
・妊娠または授乳中の方
・肝臓の代謝機能が低下した以下の方
  急性肝炎
  慢性肝炎の急性増悪
  肝硬変
  肝線維症
  肝癌
  黄疸

以下の方は、使用にあたって注意が必要です。

・肝障害または既往歴ある方
・アルコール中毒の方
・腎障害または既往歴ある方
・甲状腺機能低下症の方
・筋ジストロフィーの方
・酒量の多い方
・高齢の方
・フィブラート系薬剤投与中の方
・免疫抑制剤投与中の方
・ニコチン酸製剤投与中の方
・アゾール系抗真菌剤投与中の方
・エリスロマイシン投与中の方

以下の薬剤との併用は基本的に禁忌です。

・フィブラート系薬剤(ベザトールSR等)
・免疫抑制剤(シクロスポリン等)
・ニコチン酸製剤(ペリシット、コレキサミン等)
・アゾール系抗真菌剤(イトリゾール等)
・エリスロマイシン(エリスロシン等)
・クラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド等)
・陰イオン交換樹脂(クエストラン、コレバイン等)
・トログリタゾン
・ジゴキシン
・経口避妊薬
・HIVプロテアーゼ阻害剤
・リファンピシン(リファジン、リマクタン等)

グレープフルーツジュースは、この薬の血中濃度が上昇する場合があるため、控えてください。

妊娠中の服用は避けてください。

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