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ラミシール副作用(ラミシール錠)

ラミシールとは(ラミシール錠とは)

ラミシールによる想定される症状の詳細はこちらをご参照下さい。

ラミシール(ラミシール錠)とは、水虫やカンジタ等の真菌(カビの一種)の増殖を抑制する、アリルアミン系の抗真菌剤です。

ラミシール(LAMISIL)の主成分は、テルビナフィン塩酸塩(Terbinafine hydrochloride)です。

テルビナフィンは、皮膚糸状菌等、真菌の細胞膜成分の生合成に必要となる酵素を阻害することで真菌の増殖を抑制し、殺真菌作用を示します。

ラミシールには、液状や軟膏タイプの塗り薬の他に、内服用のラミシール錠があります。
内服用のラミシール錠は、塗り薬での治療が困難な爪白癬(爪の水虫)等、表在性皮膚真菌症、白癬性肉芽腫等、深在性皮膚真菌症の治療に利用されます。

適応症は、以下の通りです。

・水虫
・たむし
・カンジダ症

有効菌種は、以下の通りです。

・皮膚糸状菌(トリコフィトン属、ミクロスポルム属、
 エピデルモフィトン属)
・カンジダ属、スポロトリックス属、ホンセカエア属
・深在性皮膚真菌症(白癬性肉芽腫、スポロトリコーシス、
 クロモミコーシス)
・表在性皮膚真菌症(爪白癬、手・足白癬、生毛部白癬、
 頭部白癬、ケルスス禿瘡、白癬性毛瘡、
 生毛部急性深在性白癬、硬毛部急性深在性白癬)
・カンジダ症(爪カンジダ症)

ラミシールは、抗真菌作用が強いため、難治性の水虫(爪水虫、 頭部白癬(頭部の水虫)、カンジタ症)の治療に効果が高いと言われています。

現時点で、日本人の場合、10人に1人の割合で水虫であるとの報告があります。

ラミシールは、ノバルティス ファーマ株式会社から販売されています。


ラミシールには、以下の種類があります。

・ラミシール錠125mg
・ラミシール外用スプレー1%
・ラミシール外用液1%
・ラミシールクリーム1%

ラミシールのジェネリック医薬品には、以下のものがあります。

・テルビナフィン錠125mg「タナベ」
・ビラス錠125mg
・ネドリール錠125mg
・テルビナール錠125mg
・テルビナール錠125mg
・テルビナフィン錠125mg「YD」
・テルビナフィン錠125mg「YD」
・テルビナフィン錠125mg「CH」
・テルビナフィン錠125mg「サンド」
・テルビナフィン錠125「MEEK」
・テルビー錠125mg
・ケルガー錠125mg
・ラミテクトクリーム1%
・ビラスクリーム1%
・ビラス液1%
・ケルガー液1%
・塩酸テルビナフィンクリーム1%「MEEK」
・テルビナフィン塩酸塩クリーム1%「F」
・テルフィナビン錠125mg
・テルビナフィン錠125mg「タイヨー」
・テルビナフィン塩酸塩クリーム1%「タイヨー」
・塩酸テルビナフィンクリーム1%「サンド」
・テルビナフィン錠125mg「YD」
・テルビナフィン錠125mg「F」
・ケルガークリーム1%
・テルビー錠125mg
・テルビナフィン塩酸塩外用液1%「F」
・テルビナフィン錠125mg「MED」
・塩酸テルビナフィンクリーム1%「F」
・塩酸テルビナフィン液1%「F」

ラミシールは、処方箋薬から市販薬に認可された水虫薬です。早い人の場合、約2週間で効果が現れます。


ラミシール副作用(ラミシール錠)

ラミシールのさらに詳細な想定症状につきましてはこちらをご参照下さい。

ラミシールの主な副作用には、過敏症、肝障害、胃部不快感、胃部膨満感、むかむかする、腹痛、下痢、中毒性表皮壊死症、皮膚粘膜眼症候群などがあります。

重大な副作用には、以下のものが報告されております。

・皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)
・中毒性表皮壊死症(ライエル症候群)
・肝臓の重い症状(だるい、食欲不振、吐き気、発熱、
 発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が褐色)
・重い血液成分の異常(発熱、喉の痛み、口内炎、だるい、
 皮下出血(血豆・青あざ)や歯肉出血など出血傾向)
・重い皮膚症状(高熱、ひどい発疹・発赤、
 唇や口内のただれ、のどが痛い、水ぶくれ、皮がむける、
 強い痛み、目の充血)
・横紋筋融解症(手足のしびれ・けいれん、脱力感、
 手足に力が入らない、筋肉痛、歩行困難、赤褐色の尿)
・ショック、アナフィラキシー様症状(気持ちが悪い、
 冷汗、顔面蒼白、手足の冷え・しびれ、
 蕁麻疹(じんましん)、全身発赤、顔や喉の腫れ、めまい、
 息苦しい、血圧低下、目の前が暗くなり意識が薄れる、
 唇・舌・咽頭の腫れ)

上記の様な症状が見られた場合、速やかに医師へ連絡してください。

これ以外の副作用には、下記のものがあります。

・胃の不快感、吐き気、下痢、腹痛、悪心
・めまい、ふらつき、頭痛、眠気
・発疹、発赤、かゆみ、じん麻疹、光線過敏症
・肝機能値の異常
・白血球の減少
・血小板の減少
・食欲不振、全身けん体感
・かぜ様症状(発熱、喉の痛み)、貧血症状
・発熱、皮膚の発疹・水疱、目の充血や唇・口内のあれ
・肝障害・肝機能異常等の肝胆道系障害

さらに詳細な想定症状につきましてはこちらをご参照下さい。

注意事項

持病、アレルギーのある方や服用中の薬のある方は、医師に伝えてください。
また、妊娠中の方、妊娠の可能性のある方も、医師に伝えてください。

以下の方は、基本的には、禁忌です。

・本剤に対し過敏症のある方

以下の方は、使用にあたって注意が必要です。

・妊娠中または妊娠している可能性のある方
・授乳中の方
・肝障害のある方
・腎障害のある方
・薬物過敏症の方
・他の薬を服用している方
・高齢の方

服用に伴い、眠気、めまい、ふらつき等の症状が表れる場合がありますので、車の運転や危険を伴う作業等は、控えてください。

症状が無くなったとしても見えない菌もありますので、見た目は治っている様に見えても、ある程度、継続して治療する必要があります。
そのため、たとえ症状が無くなったとしても、1ヶ月間は治療を続けるようにしてください。

患部については、通気性の良い環境を作る様にしましょう。

家族等にうつる可能性がありますので、スリッパ等は、極力共用しない様にしましょう。

持病のある方は、病気によって、病状を悪化させる可能性があります。特に、肝臓や腎臓の悪い方は、医師と相談の上慎重に使用する必要があります。

以下の薬剤等との併用には注意が必要です。

・胃薬のシメチジン(タガメット等)
・抗結核薬のリファンピシン(リファジン)
・三環系抗うつ薬のトリプタノールやトフラニール、
 ルジオミール
・咳止め薬のデキストロメトルファン(メジコン)
・免疫抑制薬のシクロスポリン(サンディミュン、
 ネオーラル)

飲酒は控えてください。多量のアルコールは、胃や肝臓の副作用を発生しやすくします。

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