アトピー肌対策に！
プエラリア副作用
プエラリアとは
プエラリアとは、プエラリア・ミリフィカ（Pueraria mirifica）のことです。
主に、タイ北部、ミャンマー山岳地帯等の、亜熱帯に自生するマメ科クズ属の植物です。
プエラリアは、ガウクルアと呼ばれる植物から抽出された成分です。
ガウクルアには、赤ガウクルア、黒ガウクルア、白ガウクルアの３つがあります。
このプエラリアは、女性ホルモンに似た作用を持っている、植物性のエストロゲン・イソフラボンが含まれています。
このイソフラボンの含有量は、大豆の約４０倍にも達すると言われております。
プエラリアには、エストロゲンを活性化する強力なミロエステロール等を含んでおり、更年期障害の軽減、ホルモン置換療法、女性の美肌作用等の効果があると言われております。
さらに、プエラリアには、プエラリンと言う、成分が多く含まれており、これが注目されております。
現在は、サプリメント等により、利用されております。
プエラリア副作用
プエラリアに含まれる、ミロエステロールは、非常に強い女性ホルモン活性物質です。
このミロエステロールは、本来なら医師や薬剤師の指示がなければ服用出来ない成分でもあります。
そのため、当然のことながら、副作用も考慮する必要があります。
プエラリアに関しての欠乏症は特にありません。以下は、全て、過剰症です。
まず、大量に服用した場合、女性ホルモンの内分泌撹乱作用と言われる副作用が発症する可能性があります。
又、プエラリアを、１日に、１グラム以上、継続して摂取した場合、生理不順が発症する可能性があります。
さらに、継続して摂取した場合、女性自身の女性ホルモンに関して、分泌能が衰え、結果として、不妊症等の原因になる場合があります。
その他にも、過剰摂取に際して、アダルトニキビの発症が報告されております。
注意事項
やはり、過剰に摂取するのは良くありません。
特に、エストロゲンの分泌が盛んである、２０歳以下の女性や、生理前などは、服用を控えましょう。
薬ではないので、禁忌は、特にありませんが、以下の方は、なるべく服用は止めましょう。
・甲状腺異常のある方
・乳がん、子宮ガン、卵巣ガン等の生殖器の疾患の方
・妊娠中、産前産後、授乳中の方
・２０歳以下の女性
・生理前の女性
摂取量としては、なるべく１日に、１００ミリグラム以上にならないようにして下さい。
但し、個人差がありますので、最初は、１０ミリグラム等の様に、少なめに摂取し、徐々に増やす様にしましょう。
尚、頭痛やめまい等の症状は、プエラリアの副作用ではなく、低品質なプエラリア製品に混入した有毒な成分が原因かと思われます。
規定量を守っているにも関わらず、頭痛やめまいが発症した場合には、速やかに服用を中止しましょう。
Copyright © 副作用大百科