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ハルシオン副作用

ハルシオンとは
ハルシオンとは、睡眠剤であり、抗不安剤としての効果もあります。

ハルシオンは、トリアゾラム (Triazolam)成分を利用した、ベンゾジアゼピン系薬剤です。

ベンゾジアゼピン系薬剤は、大脳辺縁系、視床下部での情動機能抑制や大脳辺縁系賦活機構抑制の効果があり、抗不安作用、抗けいれん作用、催眠作用、筋弛緩作用等を発揮します。

トリアゾラムは、第3種向精神薬です。

ハルシオン (HalcionR)は、ファイザーから販売されております。

因みに、この商品名である「ハルシオン」は、ギリシャ神話で現れる、風波を静める伝説の鳥、Halcyonに由来します。

ハルシオンは、超短期作用型の睡眠薬であり、まず、GABA受容体のサブタイプのオメガ1受容体に作用します。

そして、これにより、Clチャネルを開口させることでClの透過性を亢進させ、過分極を発生させます。

この過分極の発生により、活動電位の発生を抑制することによって、催眠作用を発現します。

ベンゾジアゼピン系薬剤のいくつかは、催眠作用が強いため、精神安定剤としてよりも、不眠症治療に使われることが多くなっております。


※参考※
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ハルシオン副作用
ハルシオンの副作用としては、一過性前向性健忘、抗コリン作用、めまい、ふらつき等が報告されております。

稀に、夢遊病のような症状を起こすこともあるとの報告があります。

又、大量服用により、呼吸抑制を起こす場合があります。


重大な副作用には、以下のものが報告されております。

・依存:長期服用による依存。急に中止した場合、いらいら、
 強い不安感、不眠、ふるえ、けいれん、混乱、幻覚症状
 (徐々に減量すればOK)。
・精神症状:もうろう状態、異常行動、夢遊症状、興奮、
 取り乱す、幻覚(主に、もともと精神障害がある場合)
・一過性前向性健忘:服薬後寝るまでの記憶がない、
 夜中に起きたときの出来事を覚えていない、もうろう状態。
・呼吸抑制・炭酸ガスナルコーシス:息苦しい、窒息感、
 翌朝の頭痛、頭が重い。

これ以外の副作用には、下記のものがあります。

・眠気、ボーッとする、頭が重い感じ、頭痛。
・ふらつき、めまい感、けん怠感、脱力感。
・口が渇く。
・長期連用で効き目が悪くなる。

さらに詳細な想定症状につきましてはこちらをご参照下さい。

注意事項
ハルシオンは、原則、就寝直前の服用で処方されます。服用後に活動することは、事故の原因となるので避ける必要があります。

妊娠中の女性の服用は、できるだけ避けましょう。又、授乳中も控えるようにして下さい。服用する場合は、医師の判断にもよりますが、基本的に、授乳(母乳)は中止します。

主に高齢の方は、夜中にトイレに行く際、ふらついて転倒する可能性があります。十分注意しましょう。

また、翌朝まで薬の影響が残り、眠気、ふらつき、注意力の低下が見られる場合があります。

この様な場合、車の運転など、危険な作業は避けてください。特に、睡眠時間が十分でない場合には要注意です。

起床・就寝時間を一定にし、睡眠リズムを掴むようにしましょう。規則正しい生活習慣は大切です。


ワンポイントアドバイス

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ハルシオンの副作用に関する経緯

ハルシオンの副作用については、販売開始となった1970年代から世界中で話題となり賛否両論がありました。

まず、オランダでの経緯ですが、1977年11月に、ハルシオンは、承認されました。

しかし、1979年7月に、オランダの医師「C.Van Der Kroef」が、副作用として「記憶喪失」症状を報告し、翌月の8月に、ハルシオンの販売が中止されました。

イギリス等、ヨーロッパ諸国では、オランダでの問題が懸念され、ハルシオンの利用に消極的な国が多くなっております。


日本や米国では、1982年11月に承認され、販売開始になっております。

1991年2月には、「protocol321」の虚偽が発覚し、さらに、「protocol6415」の捏造も発覚しました。

つまり、ハルシオンに対する臨床データに関して、製薬会社の責任が問われたわけです。

これらの問題に、畳み掛ける様な報道が、これ以降、続きます。

同年8月には、米国ニューズウィーク誌上にて、「ハルシオンが銃事件に関連」と云う記事が掲載され、話題になりました。

続いて、同年10月には、英国BBC放送にて、「ハルシオンの悪夢」と言う番組が放映され、英国でも、6ヶ月間、ハルシオンの販売が停止となっております。

同年11月には、TIP誌上、「睡眠薬ハルシオンの安全性」に関して、注意喚起を促しております。

同年12月には、FDAがアップジョン社の不正に関して、調査を開始しました。

この様に欧米では、ハルシオンを巡って、様々な報道と調査がなされております。


日本では、1992年3月に、厚生省から「医薬品副作用情報113号」で、「欧米の動向に鑑み安全性の徹底」のために、「使用上の注意」の記載に関し、改訂が指示されました。

同年7月、「Public Citizen」が、ハルシオンの承認に関して、取り消しを要請しております。


これ以降も、いろいろな、勧告や報告書が提示され、2007年6月に、ファイザー社が、添付文書に関して改訂を実施し、「夢遊症状などの睡眠随伴症状」があることを、「警告」に追加しております。


上記の通り、ハルシオンは、様々な国で、その副作用に関して議論され、問題視されてきました。

承認の取り消しや、販売中止になった国もあり、その対処は、国によって様々です。


つまり、それだけ副作用に対し、注意が必要な薬であり、危険な薬であることは、十分、認識する必要があるということになります。

ハルシオンの効果は、半減期が約3時間と短く、夜間中途覚醒してしまった場合には、逆に眠れない反跳性不眠になる方も多い様です。

これはつまり、睡眠薬を服用したのに、眠れないと云うことになります。

記憶障害の報告もありますので、この辺りにつきましては、国による価値観の相違により、対処がバラバラになっていると思われます。

日中、血中濃度の低下により、イライラや不安を感じて、これを補うかの様に、短期間、ハルシオン服用の頻度が増加し、結果として依存症になるケースもあります。

依存症の場合、錯乱状態、不安、興奮、抑うつ状態の悪化などの症状が発症し、精神へ影響が出てきます。


副作用が発生する確率は、もちろん低いですが、その内容に関しては、社会的な影響も含めて、上記の通り、世界中で議論されております。


承認申請用のデータが、ねつ造だと言われているため、欧米諸国では、販売の停止、臨床データ見直し、がされております。

ひるがえって、日本では、旧厚生省が、何か対応をしたと言う形跡が、ほとんどありません。


つまり、日本では、これまで、ハルシオンが容易に利用され続けている状態です。


ビックリするのは、ハルシオンの消費量です。

全世界での消費量の、約60%が日本で消費されていると推定されています。

このことは、世界の常識に反して、日本では、ハルシオンが利用され続けていることになります。


日本の医師の中には、こういった状況を認識し、ハルシオンを処方しない医師も少なからずいると聞いています。

患者の立場からは、上記の状況をふまえ、ハルシオンが処方された場合には、十分注意し、もし嫌なら、その旨を、医師に伝えて、相談しましょう



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