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アモキサン副作用

アモキサンによる想定される症状の詳細はこちらをご参照下さい。

アモキサンとは

アモキサンとは、沈んだ気分を和らげ、意欲を高める、抗うつ剤です。鬱病の他、パニック障害や過食症等にも利用される場合があります。

アモキサン(Amoxan)は、「第二世代の三環系抗うつ剤」であり、主な成分は、アモキサピン(Amoxapine)です。

アモキサピンは、モノアミンの減少を防ぎ、脳内の神経伝達物質であるセロトニンや、ノルアドレナリンの量を増加させる作用があり、神経の働きを良くする効果があると云われています。セロトニンは、不安感を緩和し、ノルアドレナリンは、意欲を高める働きがあります。

アモキサンは、鬱でも「死にたい」と言う様な、抑うつ気分や悲哀感が強い状態より、「やる気が出ない」と言う様な、意欲が欠如している際、「意欲を高める」方向に良く効くと言われています。

また、ドーパミン受容体に作用するため、「誰かに見られている」とか、「悪口を言われている」などの被害妄想にも効果があると言われています。

抗うつ剤には、効果が現れるまで数週間かかる場合が多いのに対して、アモキサンは、早い人では、4日程度で効果が現れる、比較的即効性のある薬です。

「第一世代」の抗うつ剤は、口が渇く、便秘、立ちくらみ、吐き気などの副作用がありますが、アモキサンには、この様な副作用が、ほとんど無いのも特徴の一つです。
さらに、今までの三環系抗うつ薬と比較して、抗コリン作用と言われている副作用が少ないのも、従来の薬と異なる特徴となっています。

アモキサンは、国内では、1980年に認可され、ファイザーから販売されています。

適応症は、以下の通りです。

・うつ病、うつ状態

※参考※
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アモキサン副作用

さらに詳細な想定症状につきましてはこちらをご参照下さい。

アモキサンの主な副作用は、口渇、めまい、眠気、便秘、排尿困難、乏尿、鼻閉、視調節障害、眼内圧亢進などです。

重大な副作用には、以下のものが報告されております。

・悪性症候群(Syndrome malin):急激な体温上昇、
 筋肉のこわばり、体の硬直、発汗、ふるえ、
 意識がはっきりしない
・重い血液成分の異常:発熱、喉の痛み、だるい、
 皮下出血(血豆・青あざ)や歯肉出血など出血傾向
・麻痺性イレウス:食欲不振、激しい腹痛、吐き気、
 吐く、ひどい便秘、お腹がふくれる
・幻覚、せん妄、錯乱、けいれん:現実でない人や物が
 見えたり声が聞こえる、混乱、興奮、取り乱す、けいれん
・遅発性ジスキネジア:頻回なまばたき、口の周辺が
 ピクピクけいれん、口をすぼめる、
 口をモグモグさせる、舌のふるえ
・抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH):だるい、
 のどが渇く、頭痛、吐き気、けいれん、意識もうろう、
 気を失う

上記の様な症状が見られた場合、速やかに医師へ連絡してください。

これ以外の副作用には、下記のものがあります。

・目のまぶしさ・かすみ、尿が出にくい
・口の渇き、吐き気、食欲不振、便秘
・手のふるえ、動作がにぶる
・眠気、けん怠感、めまい、ふらつき、立ちくらみ
・低血圧、動悸、頻脈、不整脈
・発疹、顔や舌のむくみ

不安感、焦燥感、悪い衝動にかられる、イライラ落ち着かない、気持ちの高ぶり等、精神面での変化がある場合には、医師と相談してください。これらの症状は、アモキサンの飲み始めや、薬の量を増加した際によく発現すると云われております。

さらに詳細な想定症状につきましてはこちらをご参照下さい。

注意事項

持病、アレルギーのある方や服用中の薬のある方は、医師に伝えてください。

以下の方につきましては、禁忌です。

・緑内障の方

以下の方は、使用にあたって注意が必要です。

・心筋梗塞の回復初期の方
・排尿困難または眼内圧亢進などのある方
・心不全・心筋梗塞・狭心症・不整脈(発作性頻拍・
 刺激伝導障害など)などの心疾患のある方
・甲状腺機能亢進症のある方、てんかんなどの痙攣性疾患
 のある方、またはその既往のある方
・躁うつ病の方、自殺念慮またはその既往のある方
・自殺企図の既往のある方、脳の器質障害のある方
・統合失調症の素因のある方
・衝動性が高い併存障害がある方
・妊娠中の方、授乳中の方
・高齢の方
・24歳以下の方

服用に際して、眠気や、注意力の低下、集中力の低下、反射運動能力の低下といった症状が発生する場合がありますので、車の運転や、危険を伴う作業等は、控えてください。

また、アルコールは、アモキサンの副作用を強めることがありますので、極力控えてください。

夕方以降に服用した場合、眠れなくなったと云う報告もありますので、服用する時間にも、注意してください。

アモキサンと、パーキンソン病治療薬である、塩酸セレギリン(エフピー)との併用は、禁忌です。両方の薬の作用が重複し、重い副作用が発生する可能性があるからです。

アモキサンの作用は、個人差があると報告されております。もし、どうしても合わないと感じた場合や、「希死念慮が強い」場合には、速やかに医師と相談するか、または、セカンドオピニオンを利用しても良いと思われます。

アモキサン離脱症状

アモキサンの服用を、急に中止すると、うつ状態の悪化や強い不安感、焦燥感、吐き気などの離脱症状(禁断症状)が発現する場合があります。

自分の判断で中止するのではなく、医師と相談の上、徐々に減量する様にしてください。

ワンポイントアドバイス

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