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テグレトール副作用(テグレトール錠)

テグレトールによる想定される症状の詳細はこちらをご参照下さい。

テグレトールとは(テグレトール錠とは)

テグレトール(テグレトール錠)とは、通常てんかん発作を予防するために利用する薬です。他に躁うつ病や、神経痛などにも利用されます。
テグレトールは、中枢神経用薬、抗てんかん剤、向精神作用性てんかん治療剤、躁状態治療剤としてカテゴライズされていますが、てんかんを根本から治療する薬ではありません。あくまで対症療法薬です。

テグレトール(Tegretol)の主成分は、カルバマゼピン(Carbamazepine)です。
カルバマゼピンは、脳内神経の過剰な興奮を沈め、てんかん発作を抑える作用があります。特に、大人に多く見られる側頭葉てんかん等の部分発作に効果が高いと言われています。側頭葉てんかんは、精神的変調、意識障害、もうろう状態、ふるえ等の症状を特徴とするタイプのてんてかんです。
カルバマゼピンには、鎮静作用もありますので、過剰な気分の高揚も抑制します。また、顔面の三叉(さんさ)神経の異常な興奮を抑える作用もありますので、三叉神経痛の発作を軽減する作用もあります。

その他にも、神経の過敏反応を抑制する作用を利用して、手足の痺れ等を改善する目的で利用されることもあります。

適応症は、以下の通りです。

・精神運動発作
・てんかん性格及びてんかんに伴う精神障害
・てんかんの痙攣発作
 (強直間代発作(全般痙攣発作、大発作))
・躁病
・躁うつ病の躁状態
・統合失調症の興奮状態
・三叉神経痛
・精神分裂病の興奮状態
・さまざまな精神・精神症状
・帯状疱疹後神経痛
・糖尿病性末梢神経障害
・その他の神経痛、疼痛

テグレトール錠には、以下の種類があります。

・テグレトール錠100mg
・テグレトール錠200mg
・テグレトール細粒50%

テグレトールは、ノバルティス ファーマ株式会社から販売されています。

テグレトールのジェネリック医薬品には、以下のものがあります。

・テレスミン錠200mg
・レキシン50%細粒
・カルバマゼピン錠200mg「アメル」
・カルバマゼピン錠100mg「アメル」
・レキシン錠100mg
・レキシン錠200mg
・テレスミン細粒50%

※参考※
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テグレトール副作用(テグレトール錠)

テグレトールのさらに詳細な想定症状につきましてはこちらをご参照下さい。

テグレトールの主な副作用には、眠気、ふらつき、めまい、けん怠・易疲労感、運動失調、脱力感、頭痛・頭重、発疹、立ちくらみ、口渇(喉が渇く)、かゆみ、血管浮腫(顔、舌、喉の腫れ)などがあります。

重大な副作用には、以下のものが報告されております。

・重い血液成分の異常(発熱、喉の痛み、口内炎、だるい、
 皮下出血(血豆・青あざ)や歯肉出血など出血傾向)
・重い皮膚症状(高熱、ひどい発疹・発赤、皮がむける、
 唇や口内のただれ、のどが痛い、水ぶくれ、強い痛み、
 目の充血)
・SLE様症状(筋肉や関節が痛む、体や顔が赤くなる、
 赤い斑点ができる、発熱、
 手足や首の付け根のリンパ節が腫れる)
・遅発性の重い過敏症状(発疹、発熱、だるい、吐き気、
 リンパ節の腫れ、皮膚や白目が黄色くなる)
・肝臓の重い症状(だるい、食欲不振、吐き気、発熱、
 発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が褐色)
・急性腎不全(だるい、吐き気、むくみ、尿の濁り、
 血尿、尿が少ない・出ない)
・肺障害(間質性肺炎、息切れ、息苦しさ、から咳、痰、
 発熱)
・血栓症塞栓症(手足の痛み・はれ・むくみ・しびれ、
 突然の息切れ・息が苦しい、胸の痛み、急に視力が落ちる、
 視野が欠ける、目が痛む、頭痛、片側の麻痺、
 うまく話せない、意識が薄れる)
・アナフィラキシー・ショック(じんま疹、全身発赤、
 顔や喉の腫れ、息苦しい(ゼーゼー)、冷汗、
 顔が白くなる、手足のしびれ、脈が弱い、血圧低下、
 目の前が暗くなり意識が薄れる)
・心不全、心ブロック、高度な徐脈(息苦しい、
 胸が苦しい、動悸、疲れやすい、むくみ、体重増加、
 脈が飛ぶ、脈が1分間50以下、めまい、気が遠くなる、
 失神)
・抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(だるい、
 のどが渇く、頭痛、吐き気、けいれん、意識もうろう、
 気を失う)
・無菌性髄膜炎(首の硬直、発熱、頭痛、吐き気・嘔吐、
 意識もうろう)
・悪性症候群(Syndrome malin)(急激な体温上昇、
 筋肉のこわばり、体の硬直、飲み込みにくい、発汗、
 ふるえ、意識がはっきりしない)
・血小板減少
・再生不良性貧血
・Stevens-Johnson症候群
・赤芽球癆
・剥脱性皮膚炎(紅皮症)
・巨赤芽球性貧血
・汎血球減少
・好酸球増多を伴う肺浸潤
・房室ブロック
・無顆粒球症
・意識混濁
・溶血性貧血
・Lyell症候群

上記の様な症状が見られた場合、速やかに医師へ連絡してください。

これ以外の副作用には、下記のものがあります。

・眠気、めまい、ふらつき、立ちくらみ、頭痛、幻覚
・けん怠感、脱力感、ふるえ、運動失調
・吐き気、嘔吐、食欲不振、口の渇き
・発疹、じんま疹
・物が二重に見える、かすむ
・便秘
・聴覚異常

上記以外にも、副作用の報告はあります。上記以外でも気になる症状があれば、医師へ連絡してください。

特に「発疹」については、重篤になる可能性があるため、注意が必要です。

さらに詳細な想定症状につきましてはこちらをご参照下さい。

注意事項

持病、アレルギーのある方や服用中の薬のある方は、医師に伝えてください。
また、妊娠中の方、妊娠の可能性のある方も、医師に伝えてください。

以下の方は、基本的には、禁忌です。

・本剤及び三環系抗うつ薬に対し過敏症のある方
・重い血液障害のある方
・重い房室ブロック(第2度以上)の方
・高度の徐脈(50拍/分未満)のある方

以下の方は、使用にあたって注意が必要です。

・排尿困難な方
・眼圧亢進のある方
・心臓病のある方
・肝臓病のある方
・腎臓病のある方
・甲状腺機能低下症の方
・急性間欠性ポルフィリン症のある方
・高齢の方
・心不全の方
・心筋梗塞の方
・房室ブロック(第1度)の方
・薬物過敏症の方
・妊娠中の方

飲み始めや、薬の量を増加した際に、眠気、吐き気、めまい等が発生する場合があります。車の運転や危険を伴う作業等は、控えてください。

アルコールは、眠気を強める作用がありますので、避けてください。

グレープフルーツジュースは、この薬の作用を強めますので、避けてください。又、セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)を含むサプリメント等は、併用すると、この薬の作用が弱められると言われていますので、避けてください。

本薬の服用を、自分の判断で急に中止しないでください。急な薬の中断により、重い痙攣(けいれん)等の発作を起こす場合があります。

以下の薬剤等との併用には注意が必要です。

・MAO阻害剤
・ワルファリン
・黄体ホルモン
・卵胞ホルモン
・抗てんかん薬
・ブチロフェノン系抗精神病薬
・シクロスポリン
・アルプラゾラム
・マクロライド系抗生物質
・イソニアジド
・ベラパミル
・ジルチアゼパム
・シメチジン
・エトクロプラミド
・ダナゾール
・炭酸リチウム
・利尿剤
・フェニトイン
・イソニアジド

ワンポイントアドバイス

最近、私の周りで睡眠薬を使わずに眠れると話題になっているサプリを睡眠薬を減らす方法で、ご紹介しております。私も実際に体感しグッスリ眠れる様になりました。ぜひおためしください。



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