「か」行の重大な副作用の初期症状２

関節リュウマチ
関節各部の痛み（手、足、肘、膝）、及び、腫れ、圧痛、熱感が発現する。この他、全身の症状として、倦怠感、全身にわたる痛み、こわばりや発熱が発現する。

乾癬
皮膚の各部（頭、頸、耳、胸、肘、背、膝など）に赤斑が発現し、数週間で全身に見られる様になる。
また、初期から全身に発現する場合もある。赤斑は、白い瘡蓋（かさぶた）状のフケが発現する。場合により、爪が変形する。

間質性腎炎
関節が痛み、発熱が発現する。吐き気、下痢症状、尿の濁りが発現する。

間質性肺炎
動悸や息切れが起こり、発熱と咳がでる。

肝臓障害
皮膚、及び、白目が黄色になり、全身の脱力感と下痢が起こる。高熱（38度〜39度）とブツブツ状の発疹が発現する。

感染症／感染症の悪化
発熱、咳、痰、喉の痛み等。その他、口内炎、水膨れ、頻尿、発疹が発現する。

眼底出血
視力障害や飛蚊症（蚊が飛んでる様に見える）などの症状が発現する。

冠動脈攣縮（かんどうみゃくれんしゅく）
胸の痛み、圧迫感を感じ、呼吸困難になったり、冷や汗が出たりする。

肝不全
「肝硬変」と同等の症状（腹部の張り等）や、黄疸、羽ばたき振戦、だるい、嘔吐、吐き気、昏睡などの症状が発現する。

眼類天疱瘡（てんぽうそう）
眼が充血する、乾燥する、痒くなる、目ヤニが増える、逆さ睫毛、目が開け辛い、文字が読みづらいなどの症状が発現する。

気管支けいれん
胸が圧迫される感じがする、呼吸困難になる等の症状。

偽（性）アルドステロン症
手や足が痺れる（しびれる）、脱力感、筋肉痛などが発現する。

偽膜性大腸炎
膨脹感を腹部に感じる、１日のうちに数回の軟便が発現し、その後、水便様の下痢が腹痛を伴って発現する。

血圧の低下
脱力感、ふらつき、急激な眩暈（めまい）、脈拍数が低下するなど。自律神経系の様々な症状であるため、広範な症状を示す。

急性腎不全
次第に尿量が減り、赤くなる。吐き気、下痢などの症状が発現し、腹痛を伴う。
脱力感とともに、関節が痛み、手や足、顔などにむくみが発現する。

凝固異常
手術部位がだんだんと痛み増加する、発熱する、手術部位より血液性の滲出物が発現する。

狭心症／狭心症発作／狭心症悪化
胸部が突然痛んだり締め付ける感じがする、圧迫感がある等の症状が発現する。

胸膜炎／胸膜繊維症
咳が出たり、胸が苦しくなり、胸の痛みが継続して現れる。疲れることが多くなり、体重が減少したりする。

胸水
胸が苦しくなったり痛みが継続したりする、空咳（からせき）が出て、呼吸困難になったり、心臓がドキドキしたりする。

虚血性大腸炎
下血が出る様な急激な腹痛が発現する、悪心、嘔吐等の腹膜を刺激する症状が発現する。発熱も起こる場合がある。