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レンドルミン副作用

レンドルミンとは
レンドルミンとは、睡眠剤であり、不眠症治療剤として利用されています。

レンドルミンは、ブロチゾラム (Brotizolam)成分を利用した、ベンゾジアゼピン系の短時間型睡眠導入剤です。

ブロチゾラムは、情動と密接な関係にしていると言われている視床下部、大脳辺縁系に対して効果を発揮し、催眠作用だけではなく、抗不安作用、抗けいれん作用なども伴い、睡眠へと誘います。

特徴としては、速効性と、比較的翌朝への影響(ふらふら感など)が少ない点です。目覚めたときの気分が良いと言う報告があります。副作用も比較的少なく、安全性の高い薬といわれています。薬物依存におちいる危険が少ないのも特徴の1つです。

レンドルミンは、日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社から販売されております。

効能としては、以下の項目があります。

・不眠症
・麻酔前の処置

その他にも、うつ病や、神経症、心身症(消化器に関する病気、高血圧、自律神経失調症など)に伴う不安・抑うつ・緊張、および、睡眠障害等に対しても効果があると報告されております。

非バルビツール酸系催眠鎮静剤の代表薬の1つです。

レンドルミンのジェネリック医薬品としては、以下のものが各社から販売されております。

・ブロチゾラム
・ブロチゾラン
・ブロメトン
・アムネゾン
・グッドミン
・ゼストロミン
・ソレントミン
・ネストローム
・ノクスタール
・ブロゾーム
・レドルバー
・レンデム
・ロンフルマン

用法・用量は、以下のとおりです。

・0.25mgを1回就寝前に服用


※参考※
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レンドルミン副作用
レンドルミンの副作用としては、残眠感、眠気、ふらつき、頭重感、だるさ、めまい、頭痛等が報告されております。

重大な副作用には、以下のものが報告されております。

・依存:長期服用による依存。急に中止した場合、いらいら、
 強い不安感、不眠、ふるえ、けいれん、混乱、幻覚症状
 (徐々に減量すればOK)。
・精神症状:もうろう状態、異常行動、夢遊症状、興奮、
 取り乱す、幻覚(主に、もともと精神障害がある場合)
・一過性前向性健忘:服薬後寝るまでの記憶がない、
 夜中に起きたときの出来事を覚えていない、もうろう状態。
・肝機能障害:だるい、黄疸(おうだん)、
 AST、ALT、γ-GTP、Al-P、LDHの上昇
・呼吸抑制・炭酸ガスナルコーシス:息苦しい、窒息感、
 翌朝の頭痛、頭が重い。

これ以外の副作用には、下記のものがあります。

・昼間眠気、ボーッとする、頭が重い感じ、頭痛。
・ふらつき、めまい感、けん怠感、脱力感。
・口が渇く、吐き気、腹痛、下痢、便秘、食欲不振。
・発疹、発熱、かゆみ等の過敏症状。


注意事項
レンドルミンは、原則、就寝直前の服用で処方されます。服用後に活動することは、事故の原因となるので避けてください。

妊娠中の方、又は、妊娠予定のある方、授乳中の方は、医師とご相談ください。

翌朝以降まで薬の影響(眠気、ふらつき、注意力・集中力・反射運動能力の低下)が残る場合があるので、車の運転や、危険を伴う作業等につきましては、避けてください。

アルコール類の飲酒と同時に服用した場合、作用が増強したり、離脱症状による副作用が発生する可能性がありますので、飲酒は避けてください。

以下の方は、基本的に禁忌です。

・急性狭隅角緑内障の方
・重症筋無力症の方
・呼吸機能が著しく低下している方
 (肺性心、肺気腫、気管支喘息、脳血管障害等)

以下の方の使用には注意が必要です。

・心障害のある方
・肝機能障害のある方
・腎機能障害のある方
・脳の器質的障害のある方
・衰弱している方
・妊婦の方
・高齢の方

起床・就寝時間を一定にし、睡眠リズムを掴むようにしましょう。規則正しい生活習慣は大切です。


ワンポイントアドバイス

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