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パブロン副作用

パブロンによる想定される症状の詳細はこちらをご参照下さい。

パブロンとは

パブロン(Pabron)とは、大正製薬から販売されている、総合感冒薬のシリーズ名です。第2類医薬品として、広く市販されています。

パブロンの主な成分は、アセトアミノフェン(Acetaminophen)で、発熱、頭痛、のどの痛み等、熱や痛みを沈静化する作用があります。
さらに、たんを出しやすくする成分として、ブロムヘキシン塩酸塩、くしゃみ・鼻水・鼻づまりの症状を緩和する成分として、マレイン酸カルビノキサミン等、様々な成分を配合し、バラエティのある製品になっています。

パブロンは当初、1927年に咳止め薬として発売開始され、1955年から総合感冒薬として発売され、様々なバリエーションの製品を販売し、今日に至っています。

「効いたよね、早めのパブロン」等のキャッチコピーでCM放映され、幅広く認知されています。
歴代CMキャラクターとしては、三田佳子、後藤久美子、竹下景子などが起用され、2011年8月からは、女優の松嶋菜々子が、お母さん役として、起用されています。

効能(適応症)は、以下の通りです。

かぜの諸症状の緩和
・のどの痛み
・せき
・鼻みず
・鼻づまり
・くしゃみ
・たん
・頭痛
・発熱
・悪寒
・関節の痛み
・筋肉の痛み

現在、パブロンには、以下の種類があります。

・パブロンSゴールド微粒
・パブロンSゴールド錠
・パブロンS
・パブロンS錠
・パブロンSC
・パブロンSC錠
・パブロンゴールドA微粒
・パブロンゴールドA錠
・パブロンエース顆粒
・パブロンエース錠
・パブロンエースAX微粒
・パブロンエースAX錠
・パブロンAG錠
・パブロンN

上記以外にも、以下の製品があります。
・パブロン365シリーズ
 パブロン365シリーズには、ハンドジェルや、
 うがい等があります。
・パブロン鼻炎シリーズ
 パブロン鼻炎シリーズには、パブロン鼻炎カプセルZや、
 パブロン鼻炎カプセルS等があります。

※予防、症状緩和の参考情報※
インフルエンザや風邪の予防、および、症状の緩和に良いと言われているサプリメントを、
インフルエンザ対策サプリメントでご紹介しております。
サプリメントは、食品ですので薬等との併用が可能です。
早めの対処で予防したい方、副作用が気になる方、速やかに症状を緩和させたい方のご参考になれば幸いです。


パブロン副作用
パブロンのさらに詳細な想定症状につきましてはこちらをご参照下さい。

パブロンの主な副作用は、眠気、口渇、便秘、胃痛などがあります。

重大な副作用には、以下のものが報告されております。

・ショック(アナフィラキシー)
 服用後に即、蕁麻疹(じんましん)、浮腫、胸苦しさ等が
 現れ、顔色が青白くなったり、手足が冷たくなったり、
 冷や汗、息苦しさ等が発症する。
・皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)
 中毒性表皮壊死症(ライエル症候群)
 高熱を伴い、発疹・発赤、火傷様の水ぶくれ等の激しい
 症状が、全身の皮膚や口、目の粘膜に発症する。
・肝機能障害
 全身がだるい、黄疸(皮膚や白目が黄色)等が発症する。
・間質性肺炎
 空咳(たんを伴わないせき)があり、息切れ、呼吸困難、
 発熱等が発症する。
・ぜんそく

尚、上記の症状は、かぜの諸症状との区別が難しいため、空咳や、発熱等の症状が悪化した場合には、服用を中止し、医師に相談してください。
これ以外の副作用には、下記のものがあります。

・眠気
・発疹、発赤、かゆみ、湿疹
・悪心、嘔吐、食欲不振
・めまい
・連用により胃潰瘍、十二指腸潰瘍、肝障害、腎障害

さらに詳細な想定症状につきましてはこちらをご参照下さい。

注意事項

持病、アレルギーのある方や服用中の薬のある方は、医師や薬剤師に相談してください。
また、妊娠中の方、妊娠の可能性のある方も、医師や薬剤師に相談してください。

以下の方は、基本的に禁忌です。

・本剤の成分に対してアレルギーの前歴のある方
・本剤又は他のかぜ薬、解熱鎮痛薬を服用してぜんそくの
 前歴のある方。

以下の方は、使用にあたって注意が必要です。医師や薬剤師に相談してください。

・妊婦または妊娠している可能性のある方
・医師又は歯科医師の治療を受けている方
・本人又は家族がアレルギー体質の方
・薬によりアレルギー症状を起こしたことがある方
・高熱症状のある方
・次の診断を受けた人
 心臓病、肝臓病、腎臓病、胃潰瘍、十二指腸潰瘍
・15才未満の方(子供用の用法のあるものを除く)

5〜6回服用した段階で症状が何ら良くならない場合には、服用を中止し、医師と相談してください。

パブロンを服用している間は、以下の医薬品の服用は控えてください。

・他のかぜ薬
・解熱鎮痛薬
・鎮静薬
・鎮咳去痰薬
・抗ヒスタミン剤を含有する内服薬
 (鼻炎用内服薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬)

パブロンの服用中は、アルコール類は飲まないでください。

又、パブロンの長期連用は、やめてください。

服用する際は、胃酸の量が増加して胃を荒らす可能瀬があるため、少量でも良いので、ビスケットや牛乳等を食べてください。


予防、症状緩和の参考情報
インフルエンザや風邪の予防、および、症状の緩和に良いと言われているサプリメントを、インフルエンザ対策サプリメントで、ご紹介しております。

サプリメントは食品ですので、基本的に、インフルエンザの予防接種やタミフル等の薬との併用が可能です。

早めの対処で予防したい方、副作用が気になる方、速やかに症状を緩和させたい方にとって、ご参考になれば幸いです。


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