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オドレミン副作用

オドレミンによる想定される症状の詳細はこちらをご参照下さい。

オドレミンとは

オドレミン(Odoremin)とは、腋臭(ワキガ)や多汗症の治療に利用される薬です。

オドレミンの主成分は、塩化アルミニウムで、制汗作用があり、無臭でべとつかず、防臭剤としても利用されています。

オドレミンは、ひと塗りするだけで、匂いや汗を抑えるので、わきの下や、手のひら等で使用します。

但し、即効性はないので、しばらくの間は効果が実感できなくても使用し続ける必要があります。
正確には治療薬ではなく、ニオイや汗を一時的に抑える薬であるため、これでニオイや汗が完治するわけではありません。

適応症は、以下の通りです。

・手のひらなどの汗が多い
・寝汗が多い
・わきが症状
・多汗症
・足臭
・鼻の頭の汗
・洋服の汗染みが気になる方
・汗の臭いが気になる方

上記の様な多汗症を原因とする症状の抑制が主な作用です。

オドレミンは、日邦薬品から販売されています。

効果は、 個人差がありますが、通常2日間程度は持続すると言われています。
個人差があるため、短い方では1日、長い方では4〜5日間、効果が持続すると言われています。


オドレミン副作用

オドレミンのさらに詳細な想定症状につきましてはこちらをご参照下さい。

オドレミンの主な副作用には、肌に発疹が出来る、皮膚が火照る感じがする、肌が乾燥する等です。

副作用には、下記のものがあります。

・皮膚のほてり感覚
・皮膚に発疹が出る
・皮膚の乾燥
・持病の悪化(アトピー性皮膚炎など)
・かゆみ
・赤くなる
・ヒリヒリする
・痛み
・かぶれ
・炎症

上記以外にも、副作用の報告はあります。上記以外でも気になる症状があれば、医師へ連絡してください。

さらに詳細な想定症状につきましてはこちらをご参照下さい。

注意事項


持病、アレルギーのある方は、医師に伝えてください。

以下の方は、使用にあたって注意が必要です。

・アトピーの持病をお持ちの方
・持病をお持ちの方
・除毛直後や荒れた肌の方
・カブレやすい方
・強いかゆみや発赤などが出る方
・小学生以下の方

オドレミンは、ステロイド剤を含んでいますので、アトピーを悪化させる可能性があります。

衣類に付くと、材質や染料によっては、変色や脱色する場合があります。

1週間程度、使用を続けても効果がない場合には、以後も効果は見込めないと思われますので、使用を中止してください。

オドレミンを塗った場所が、直接、紫外線を浴びると、肌のトラブルが発生する可能性がありますので、注意してください。

大変効果のある薬ですが、長期間連用していると、次第に効果が薄れる、つまり低減反応があるとの報告があります。乱用はやめましょう。

また、塗った場所は汗をかかないが、別の部位で汗をかくようになったとの報告もあります。

顔や粘膜への使用や、やめてください。

塩化アルミニウムは、比較的強い制汗作用をもつ成分であり、比較的酸性も強いため、皮膚への刺激も強く、敏感肌の方は、逆に、肌のトラブルを招く場合があります。

アルミニウムが、アルツハイマーを引き起こすという説がありますが、この説については、WHO(世界保健機構)、FDA(米国食品医薬品局)、MAFF(英国農漁食糧省)、各国のアルツハイマー病協会などでも、否定されています。

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